2015年6月14日日曜日

LinuxのopenSUSEをインストールして、日本が使える設定をする

Linuxの派生の一つであるopenSUSEを熱心に勧める学生に、2015/5/23土曜日のOSC2015名古屋で出会った。openSUSEの読み方は「オープンスージー」かと思っていたら「オープンスーゼ」だそうだ。ちょっとダサいな。また、openSUSEのoは小文字であり、大文字のOpenSUSEは間違いだそうだ。くれぐれも、openSUSEと書くようにしましょうか。

OSC2015名古屋以来、openSUSEをインストールしようと思っていたが、6月13日土曜日の深夜にやっとインストールした。インストールは簡単だが、日本語が使えるようになるまで、2時間以上掛かった。openSUSEで日本語を使えるまでの手順を書いておきます。

ちなみに、openSUSEのインストールに使ったパソコンはFMV INSPIRON 710m。メモリ1.25GB。XPからWindows7にアップした後、フリーズに近い状態ばかりで使い物にならないので、CentOSでもいれようかと思っていたが、人生初めてのopenSUSEをインストールすることにした。


ではopenSUSEのインストールをはじめます。
1.openSUSEをダウンロード。710mは旧32ビットPC用(64ビット用ではない)

2.isoファイルをDVD-Rに焼く

3.DVDから起動後、インストール最初の頃に、F2ボタンを押して、日本語を選んでインストールを進める

4.インストールの最後の頃に、パスワードの管理システムうんぬんが出てくるけど、一応、自分のIDのときと同じパスワードを入れて設定しておくといい。理由は、後々、無線LANの設定で、このパスワード管理を設定しておけば、PC起動のたびに、無線LANにパスワードを入れる必要がなくなるので、ぜひ、設定しておくことを勧めします。

5.もう一つ、インストールの途中で、無線LANやLANの設定が出てくるが、710mの場合、何もせずに次へ次へ進んで、無線LANは何もしなくても稼動した。

6.openSUSEのインストールが一通り終了して、再起動後、openSUSEにデフォルトで入っているFireFoxとLibreOfficeを使ってみた。

7.残念なことに、openSUSEで日本語が入力出来ない。Googleで検索してそれに従うが、やはり、日本語入力はできない。

8.出来ないけど、とりあえず、必須の日本語環境の設定手順を書いておくと

9.左下緑丸のスタートボタンをクリックし ⇒ コンピュータを選択し ⇒ YaSTを選び ⇒ YaST2コントロールセンターを開き ⇒ システムを選び ⇒ 言語を選び ⇒ 第一言語を日本語に設定する。

10.スタートボタン ⇒ 最上段の検索枠に「ibus」と入れて、ibus設定を開く ⇒ 入力メソッドをクリックし ⇒ 追加ボタンをクリックし ⇒ 日本をを選び ⇒ Mazcを選ぶ(Mazc-jp Layoutではなないので注意) ⇒ 設定を見てみると、「ローマ字入力」「MS-IME(ATOKも使えるとはすごい)」でいいでしょう。

11.ここまで設定すれば、FireFoxやLibreOfficeで日本語が入力できると思ったのに、残念ながら出来ませんでした。

12.それを助けてくれたのがこのページ。openSUSE13.2で日本をを使うための最後の設定
どうするかと言うと、xmlファイルを一つ削除するのだそうだ。ただ、この解説ページは、今はそれをしなくても日本語が使えると書いている。それは間違いで、今もやはり、このxmlファイルを削除しないといけない。

13.スタートボタンから、「ターミナル Konsole」を開き下記の内容を入力
sudo rm /usr/share/ibus/component/kimpanel.xml
[Enter]キーを押下して削除後、ibusを再起動するかopenSUSEを再起動すると日本語入力が可能になる。

14.日本語入力が出来るようになると、上の写真の右上と、右下にあるように、オレンジ色で「あ」と「A」の切り替え表示が現れる。日本語が使えない状態のときは、このオレンジのアイコンがない。このオレンジのアイコンが最初の現れたときは、神様に出会った気がした。

■PCでLinux 使うならどれにするか。個人的には、openSUSEをインストールしてみて、PC用ならopenSUSE, CentOS, Ubuntuの順番だ。サーバーなら、CentOSにする。  以上



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