2014年10月16日木曜日

HDD完全消去のcipher.exeはWindows7でも使える

cipher.exeは、HDDの空き領域のデータを、復元ソフトで読めないように、完全消去してくれる。Windows2000の時は使っていたが、Windows7でも使えることを知った。しめしめ。
ファイルフォーマットはNTFSのみ。USBでもNTFSでフォーマットできれば、完全削除可能だと思う。

コマンドプロンプト上で、cipher /w:[drive]:\[folder]と打ち込んで行う。個人的には今まで、フォルダーを指定したことはない。(WでもwでもEでもeでもよい)
例としては、cipher /W:E:改行、のように使う。実行すると、下記のように進行していく。
(スタート ⇒ プログラムとファイルの検索、に記述しても実行できる場合あり)

C:\>cipher /W:E:
できるだけ多くのデータを削除するために、CIPHER /W の実行中
はほかのアプリケーションをすべて終了してください。
0x00 に書き込み中
...................... (中略) .............
0xFF に書き込み中
...................... (中略) .............
乱数 に書き込み中
...................... (中略) .............
C:\>

マクロの世界での磁気データパターンの完全消去のためには、このように異なったデータで3回は書き込む必要があるそうで、米国防総省(DOD)などで決められた消去手順になっている。

■完全消去のポイント:cipherは空領域に書き込むので、cipherの実行前に、HDDをNTFSでフォーマットして、HDD全体を空領域にしておく。それによってHDD全体を確実に消去できる。(これを行うには、完全消去したいHDDを外付けか何かにしておく必要がある。OSの入ったCドライブ全体を完全削除はできないから)


0 件のコメント:

コメントを投稿